年収400万のカベを超えるために~社会福祉士の最高月額はいくらまで狙えるか

年収400万のカベを超えるために~社会福祉士の最高月額はいくらまで狙えるか

開設当初に設定した目標、それより「少し高いハードル」を超えられるコトに気付く

 以前のブログで、新規相談の受付が一定の上限を満たすまでの間は、計画相談支援の制度が落ちるコトを理由に、月あたり20件以内で計画相談支援を遂行していくつもりでいると以下のテーマで綴りました。

「一部の例外を除き、高収入は期待できない社会福祉士の収入」→コチラ

障害福祉課の担当職員からも、件数で優劣をつけるのではなく、件数を抑えた中で丁寧に計画相談支援を行っていくという姿勢も障害者ケアマネの基本姿勢として間違っていないとの話がありました。

僕も当初こそ「独りケアマネとして限界を超えない中で、計画相談支援の質の担保を保障しながら長期間にわたり責任をもって担当をさせていただく所存です」というスタンスで取り組んできました。

しかしながら、相談支援専門員が圧倒的に不足しているわがマチの事情において、担当の相談員がつかないコトによる歪みや弊害が起こっているコトもまた事実であります。

こうした事情が痛いほど判っている以上、「どこも引き受けてくれなくて困っている」と、僕の事業所へ依頼があれば、即月で導入がムリなら翌月に延期するなどの条件と引き換えに受理する方向にシフトしております。

というもの、半年のブランクがあったコトで月あたり何件こなせるか未知数だったのですが、障害者ケアマネに復帰してから4ヶ月、自分の能力の限界まで多少の余力があるらしいと気付いたコトによります。

 

障害福祉サービスを利用するコトができている~この時点で、すでに困難ケースではない

基幹相談支援センターとして総合的かつ専門的な相談支援に従事していた前職では、それこそ困難ケースばかりを相手に日々奮闘しておりました。中には病院や事業所が匙を投げたケースと向き合うコトもありました。

当然、すべてのケースの課題を解決するなど烏滸がましい話でありまして、多種多様な関係機関を巻き込んで八方手を尽くしたが未だ解決していないケースもあります。むしろ、ハッピーエンドを迎えられるケースの方が希少でした。

このように、わがマチの困難ケースの最前線に立ち、日々奮闘していた経験があってこそ、今こうして独りケアマネとして計画相談支援をこなしていく上で必要な知識経験、そして人脈を得たワケであります。

一方で、潤沢な委託費という経済的な後ろ盾があってこそ採算度外視で個別支援に没頭できた過去とは違い、計画相談支援の給付費のみで食っていかねばならない現在、どうしても収益を最優先せざるを得ないと考えました。

そこで当初、困難ケースと位置付けられるような相談者は行政からの委託金や補助金をもらって事業運営をしている相談支援事業所に任せ、僕は公私ともに順調な日々を送る相談者のみを紹介してもらいました。

こうして計画相談支援の件数を徐々に増やしていき、新規相談ならびにモニタリング実施を経ながら収益を上げていくコトにしたのです。おかげで今月の報酬請求から、所属法人から提示されたノルマを超える見込みに。

開設3ヶ月目で黒字に持っていくという当初目標を立てたのは当ブログで綴ったとおりですが、どうにか有言実行できて安堵しております。

ちなみに今月の請求予定額は、残念ながら風邪による体調不良を理由に1名のモニタリングができなかったのですが、およそ29万円の収益であります。全員の計画相談支援が実行できていれば、確実に30万円を超えていました。

ところで、リスタートして2ヶ月目を過ぎた頃でしょうか。「何だか思った以上に仕事が順調すぎて、どうも歯ごたえがない」と思うようになったのです。

まるで、激戦を覚悟して臨んだハズの試合で大勝を繰り返すような呆気なさを。

冒頭で綴ったように、僕の障害福祉業界におけるキャリアは最も困難を極める激戦区からスタートしたので必要以上に困難ケースの受け入れに警戒してしまっていたコトに気付いた次第であります。

すなわち、障害福祉サービスを利用できているコト自体、絶対に困難ケースでないという何よりの証拠なのであります。

僕がかつて携わってきた前職では、当ブログでたびたびご紹介しているガー子さんのケースや犯罪がらみのケースだけでなく、多種多様な困難ケースがありました。

例えば、障害福祉サービスの利用を頑なに拒否しているケース、家族に依存し、また家族も甘やかしてしまったコトから自立への第一歩が踏み出せないケース、多数の事業所で挫折して引きこもってしまったケース等々。

こうして振り返ってみると、「障害福祉サービスをコンスタントに利用できている。その時点で困難ケースじゃないだろ? 一体、何を恐れていたんだ!?」と。

こうした僕の心境の変化を見越したのか、最初は僕の要望に応えるカタチで公私ともに充実した日々を過ごしている相談者ばかりを紹介してくれたお得意先から、徐々に支援困難と思われるケースの依頼が舞い込むコトに。

また、わがマチの障害福祉課の公式ホームページで僕の事業所を見つけたと電話で依頼してくる事業所や、1つの計画相談支援をキッカケに僕の事業所の存在を知って依頼してくる事業所も増えてきました。

つまり、A事業所がBさんの計画相談支援を依頼してきたので受理。BさんはC事業所のサービスも利用していた。計画相談支援はすべて包括して計画を作成するので、C事業所も僕の事業所の存在を知る。

そこで、C事業所から別途、「ウチの利用者でも担当の相談員がついていないヒトがいまして、できればゼロさんに…」といった流れになるワケであります。

 

現時点では、新規7件を含めて月30件の計画相談支援をこなすのが上限

事業所を立ち上げて障害者ケアマネとしてリスタートした当初は月あたり20件が限度と想定していたのですが、実際にこなしてみると「いや、コレならもっとイケるな」という感触を得ました。

考えてみれば、個別支援以外に多種多様な業務に忙殺されていた前職とは違い、計画相談支援に特化して仕事ができるのだから当然といえば当然の結果であります。

業務遂行のカギとなるのは、新規相談の件数をどの程度で条件とするかであります。何もかも初めてとなれば最大級の労力を要するものでして、いったん完成してしまえば、あとは振り返りと見直しを行うのみ。

サービス等利用計画の作成については、新規も更新も行政手続きは全く同じプロセスであります。とはいえ、相談者の日常生活によほど劇的な変化でもない限り、新規作成に比べれば大した労力ではありません。

その意味において、新規の計画相談支援はどう見積もっても3日間は必要であります。本人と面談するにしても、契約及び初回アセスメント・計画案へのサイン・本計画へのサインと最低3回は出向かねばなりません。

以上のとおり3日かかると仮定し、週休2日として月あたりの業務日が23日前後で試算すると7件となるワケであります。新規計画の作成の合間をモニタリング等の時間に充ててスケジュールを管理するコトに。

モニタリングは相談者の居宅(必ずしも実家とは限らない。例えばグループホームに入居しているのであれば、そこが「居宅」となる)へ出向いてヒアリングするのが原則ですので、その調整さえできれば、あとは電話でこなせます。

 

ケアマネジメントは、障害者ケアマネのセルフマネジメント能力も問われる

ケアマネジメントは障害者ケアマネ自身のタイムマネジメントをいかに効率的にこなし、不測の事態に備えるかが業務遂行の決め手となります。

僕の場合、新規相談に係るスケジュール調整を優先するあまり、どうしてもモニタリングが後回しになる傾向にあります。おかげで、冒頭で綴ったように相談者の体調不良によってモニタリングが未実施となりました。

また、福祉就労所での作業の様子や居宅介護の家事援助の様子を、現場に出向き視察した上で所定様式を提出するコトによって請求できる「サービス提供時モニタリング加算」が2件、実施できずに終わりました。

豪雪地帯のわがマチは本日、暴風雪による天候悪化に見舞われ(運転中、ホワイトアウトで何度も死の恐怖を味わうハメに)、本日の午後に視察予定だった事業所から「今日は悪天候なので午後の作業は中止に」という連絡が。

いずれも月の中旬に設定していれば後日あらためて実施というコトができたのですが、月末なので延期のしようがなく、当然タイムリミットであります。

サービス提供時モニタリング加算は1件あたり1,000円ですが、タイムマネジメントさえしっかりできていれば以上の合計、およそ15,000円の損失を未然に回避できたハズなのです

しかしながら、決して僕も怠けていたワケではなく、相談者の都合ありきでスケジュールを組まざるを得ない以上(ドタキャン等で再調整せざるを得ない場合が多数)、「これらは止むを得ない損失と割り切るべき」と諦めるコトにしています。

いずれにせよ、新規7件を基準に、あとはモニタリングならびに加算対象の業務をいかに効率的に遂行できるかがカギとなります。

これまでを振り返ると実質的には月25件前後といったところで推移すると思われますが、「すべて順調にこなすコトができれば月30件」という新たな目標達成に向かって業務に邁進していきたいと思う所存であります。

ちなみに今回のテーマである年収400万越えを狙う場合、仮に新規7件を基準として試算しますと、1ヶ月あたり25件こなせば請求額は357,320円に、30件こなせば424,570円になります。

いずれにせよ、今後は「最低でも月平均25件」というラインだけは絶対に割り込まないようセルフマネジメントしていきたいところであります。