晩酌をしない日々がもたらす恩恵~健康面のセルフマネジメント

晩酌をしない日々がもたらす恩恵~健康面のセルフマネジメント

ロードバイクで遠乗りするのが趣味だと公言しているコトによるものか、ストイックだといわれるコトがあります。大変光栄なのですが、30代の半ばまでマジメにこなしていた筋トレもすっかり途切れてしまいましたし、酒浸りでダメなプライベートを過ごしてきました。

特に問題なのが後者の点でして、わが一族はアルコールとの親和性が非常に高い血族であります。その血族の1人である僕も例外ではありません。「血の一滴は酒の一滴」の四半世紀でした。

ところが、そんな酒にだらしない生活を送っていると確実にカラダにガタがやってきます。タダでさえアラフィフ世代に突入し、加齢に伴う身体機能の低下に逆らう長い日々を生き抜いていかねばなりません。独りケアマネであればなおさらのコト、誰も代わりはいません。

ケアマネジャーたるもの、満足なセルフマネジメントができずに他人のマネジメントができますか、とうもの。厳しく自分を律してこそ、発言に説得力が備わるのであります。

しかしながら、社会人にとってのセルフマネジメントは主にビジネスパーソンとしてのスキルなど仕事がらみのマネジメントにばかり目が向いているように思われます。仕事ができるのはもちろん大事ですが、「仕事さえできればイイ」というのは間違いです。

すなわち、セルフマネジメントとは仕事と健康の両輪が伴ってはじめて成立するものであります。ところが、これは僕も含めての話ですが、仕事面にばかり気を取られて健康面が疎かになっているケースが非常に多い。

そこで下記に綴るような無為な日々を反省し、健康面に係るセルフマネジメントを徹底しようと、さっそく「あるコト」を始めました。それは他でもない、晩酌をしない生活であります。

 

倦怠感と睡魔につきまとわれながら無為に過ごす週末

「光陰矢の如し」で、僕が半独立型社会福祉士になってから6ヶ月が経過しましたが、思う存分、やりたい仕事に没頭しているおかげかメンタルヘルス面ですこぶる好調。去年の冬は一度も風邪をひかずに過ごせています。

しかしながら、仕事から帰宅し、ローラー台に乗せたロードバイクを転がして入浴を済ませた後は夕食と晩酌。一晩の許容量は発泡酒と缶チューハイを1本ずつと決めていますが、休肝日なしの日々が続いていました。

ところが、週末の日中、僕のカラダが発する「ある異変」を知覚するようになったのは半年以上も前からでした。とにかく眠い。そしてダルい。毎週末ごとに仮眠と覚醒を繰り返すのです。

どうせ休みだからと就寝時間が遅めになるものの、睡眠時間は相応に取っていますし、平日よりも1時間程度は遅い起床になりますが、朝はきちんと起きられます。ココまでは問題なし。

午前中は問題ないのですが、強烈な睡魔と倦怠感に襲われるのは昼下がりでした。昼食後から日没にかけて死ぬほど眠く、とても起きていられない。仮眠といいつつ、長い場合は3~4時間も寝てしまうコトもザラでした。

せっかくの休日、好きに過ごす時間はタップリあります。なのに、休息以外に何もできずに月曜日を迎える。そんな無為な日々がしばらく続いておりました。その原因も判らずに。

ところが、これらの現象が単に加齢によるものではなく、別に何か原因があると考えるようになりました。「さすがにコレはおかしい」と真剣に考えるようになりました。

 

体重と体脂肪が増え続けるのは基礎代謝の低下によるものか

当ブログで綴ったコトがありますが、僕のライフワークに欠かせないのがロードバイクです。今は室内でローラー台に固定しており、ほぼ毎日欠かさずにローラー台を転がす生活を数年にわたって続けています。

〔関連記事〕スリムな体型を維持するために~ロードバイクでローラー台を転がす3つのメリット→コチラ

ところが、そんな僕の努力を嘲笑うかのように、憎むべき体重と体脂肪は増加の一途を辿るばかり。最初は加齢に伴う基礎代謝の低下によるものと諦めておりました。

実際、10年以上にわたり愛用している体組成計で測っていると、転職当時は1700近くあった基礎代謝が、今では1500に満たないほど落ちています(ごくまれに1500を超える日がある程度)。

確かに転職前のような筋トレは一切やっていないので(気が向いた時に自宅で腹筋や腕立てなどをこなすのみ)、筋力低下が基礎代謝の低下につながっている面は否めません。

しかしながら、夏期間は早起きしてサイクリングロードを30キロ以上走り、週末は日帰り200キロ以上のツーリングに出かけて有酸素運動と無酸素運動をこなし、それ以外の期間は毎日ローラー台を転がす生活をしています。運動不足とは考えづらい。

そうなると必然的に、体重増加が止まらない要因が運動以外にあるコトが判ります。最も疑わしいのはカロリー超過、つまりは食べ過ぎです。基礎代謝の低下に見合わない摂取量なのでしょう。

その原因も晩酌にあると思われます。朝食も昼食もせいぜい20代の頃の半分程度です。問題は夕食の摂取量にあるハズ。酒を飲むと食欲が増して飢餓感に逆らえなくなる自覚はありました。

 

「ほんの少しのストイック」と引き換えに得た恩恵の数々

晩酌を辞めようと決意するに至ったのはインターネットから得た情報、僕よりも先に禁酒を始めた先輩方からのメッセージの数々でした。

いわく、何もしていないのにお酒を止めただけで体重が減った(キロ数はヒトそれぞれ)。いわく、夜の食欲が穏やかになった。いわく、朝スッキリ目覚められて気分爽快。いわく、モリモリ元気が出てバリバリ仕事ができるようになった。

体重減については、カロリー消費が著しく低下する冬期間に体重が増えるコトから1日断食や夕食カットなどを何度か実践した以外に成功体験がありませんでしたので、酒を止めただけで痩せるという話には懐疑的でした。

しかしながら、いったんアルコールを一口飲んだ途端に食欲が加速して予定していた以上の摂取量になる苦い経験は何度もありましたので、酒を止めたコトそのものではなく、飲酒がもたらす食欲増進作用を起こさないコトによるものと判断しました。

ともあれ、ネットの先輩方からのアドバイスを力に変えて、つい最近からですが晩酌しない生活をスタートしてから数日が経過した次第です。

その効果はテキメンかつ絶大なものでした。以下、主な改善点について綴ります。

毎朝、意識の立ち上がりとカラダのキレが良くなった

前職よりも職場までの距離が短くなったコトから、平日は7:30起床で余裕をもって準備できます。しかしながら、目覚まし時計が鳴って覚醒するまでに15~20分以上かかるのが普通でした。ベッドから起き上がるのはさらに後です。

ところが、晩酌を止めた翌日から、目覚まし時計が鳴った瞬間に意識が覚醒し、ほぼ同時に身体が動くように。日が経つほど意識の立ち上がり時間が速くなっていき、覚醒したら速攻でベッドから起き上がれるようになりました。

長年、酷使し続けて限界が近く、起動後の立ち上がりまで数分かかりイライラさせられるパソコンを、スイッチオンで数十秒後にスタンバイOKな新品に買い換えた時のアノ感覚とでも表現すれば判りやすいでしょうか。

日中のだるさが抜け、無尽蔵に活力が湧き起こる感覚が

平日はあまり変わらない印象ですが、休日にはその変化の程度を強く実感するようになりました。今こうしてブログを綴っていても眼精疲労でチカチカしませんし、昼下がりの仮眠もせいぜい30分に満たない程度で充分でした。

つい最近まで悩まされてきた名状しがたい倦怠感がウソのようです。晩酌の誘惑に打ち克つコトと引き換えに、有意義な休日を満喫できるようになりました。充分すぎる恩恵であります。

恐らく、アルコール分解に多大な労力を費やしてきた肝臓が本来の機能に専念できるようになり、循環器系に長期間にわたり負荷がかかっていた状況が改善されたものと判断しています。

ごく緩やかなペースだが、体重と体脂肪が減少

晩酌しない生活を始める最大の動機がコレでしたが、さすがに食生活を変えずに結果を求めるのはムシが良すぎるというものでしょう。ところが、今日の測定では体脂肪が約2%の減に。

ズボンのベルトが少々キツくなって苦しいのはあまり変わりませんし、体重は増えたり減ったりと平行線を辿っているところですが、晩酌を止める前より確実に減っています。ごくわずかですが。

推論ですが、夕食時に飲酒しなくなったコトで「無性に喰いたくてガマンできない」といった飢餓感すら伴うような食欲増進がなくなったので1日の総摂食量が減少しているのでしょう。

僕の場合、アルコールが満腹中枢をマヒさせるのは間違いないようです。それを裏付けるように、夕食の時間がスッパリ短くなり、「喰い足りない。あと1品」という欲求も収まりました。

 

健康面のセルフマネジメントの神髄は「ほんの少しのストイック」、その繰り返し

健康診断の前日でもない限りは晩酌を続けてきた無為な日々を振り返りつつ、晩酌をしない生活がもたらす多大な恩恵を噛み締める時は心から「充分すぎる対価を得られた」と満足しています。

「酒は百薬の長」といいますが、それはあくまで飲み過ぎないコトが大前提であります。そして、われわれ酒好きは良く知っています。「適量に」が決して守れないというコトを。

酒を良薬として嗜むコトができるのは酒ギライだけです。キライなモノをイヤイヤ飲むのだから、飲み過ぎるハズがないのです。酒が百薬の長たりえるのは酒ギライに対してのみなのでしょう。

酒好きな僕が晩酌をしないのは、ホンネを告白すれば毎晩のように精神的な辛さが伴います。口が淋しいという禁断症状の代償行為として緑茶やホットミルクをガブ飲みしてお茶を濁す日々。

人付き合いの潤滑油として酒席に出向いた際は遠慮なくいただくコトにしようと思っていますが、それ以外では晩酌をしない日々をもう少しだけ続けていこうと思っています。「昨日も晩酌せずにどうにか眠れたな」という朝を迎える繰り返しを。

まだ数日ではありますが、その日の夜のひととき、ほんの少しだけストイックさを発揮する。その繰り返しを積み重ね、「ああそうか、晩酌を止めてからこんなになるのか」と軌跡を振り返る。

セルフマネジメントは日々の積み重ねであります。そして、それを実現するために「今この瞬間、ほんの少しだけストイックさを発揮する」。それを繰り返せるかどうかにかかっています。

晩酌をしない日々を今後も続けていくつもりですので、当ブログで定期報告したいと思います。