誰でも必ずコピーできる! ロックギタリスト向けギターソロ

誰でも必ずコピーできる! ロックギタリスト向けギターソロ

誰でも必ずギターソロが弾けるオススメの名曲

時代は移り変われども、ロックギタリストにとって最大の難関にして最高の動機となるのがギターソロへの取り組みであります。

正直、JUDY AND MARYのような超絶技巧リフやX JAPANのような高速リフを除けば、ギターソロを一切やらないという条件であれば、たとえ初心者であっても、代表的なロックバンドの曲をコピーできるようになります。

このように、ギターソロ以外という限定であれば、あるいはツインギター編成でギターソロを全曲代わりに弾いてもらえる状況なら、ギター歴1年でもライヴでステージに立つコトも可能です。

ところが、ギターソロがある曲をコピーするとかツインギターでないバンド編成でステージに立つ場合、否が応でもその曲のギターソロをマスターしなければなりません。

雰囲気イケメンでないですが、「フンイキ弾けてる」的な勢いとノリで果敢に挑戦するギタリストはけっこう好感が持てますし(演奏を止めない限り、ミスしても意外と気付かれない)、あるいは弾けない箇所を単純化するなどアレンジするのもアリです。

しかしながら、やはりオリジナル曲を最初から最後までキッチリ弾き切りたいと思うギタリストもいると思います。そこで今回は、キャッチーなソロ、メロディアスなソロ、泣きのソロのテーマで、僕が比較的弾き易いと思った中から厳選し、ロックギタリスト向けとしてご紹介します。

キャッチー:LINDBERG「今すぐKiss Me

とてもキャッチーかつ疾走感に溢れた元気いっぱいのアップビートが魅力のリンドバーグですが、その代表曲といえる名曲です。ギターリフもパワーコードを刻んでいく心地よいアレンジですが、切れ味の鋭さとキャッチーさが魅力で、かつ弾き易いギターソロも魅力。

この曲のギターソロですが、中級レベルのギタリストなら初見でも弾けるでしょう。僕もスコアを頼りにスラっと弾けました。曲の盛り上がりに併せて上昇していく音階を強調していくアレンジを活かし、リズムのタメを忠実に再現するとクールに決まります。

曲そのものがスピーディーな展開で盛り上がる一方、バリバリの速弾きギターソロではないので、その分、正確にフレットのポジションを押さえるよう心がけましょう。ミドルテンポの曲はソロの音程を外すと演奏ミスが目立ってしまいます。

メロディアス:L’Arc~en~Ciel「winter fall」

基本、ラルクのギターソロはどれも難易度が高めなのですが、滑らかにつないでいくスライド主体で構成されたこの曲のソロは比較的すぐ弾けるようになります。むしろ、リフで刻むアルペジオのアレンジの方が凝っていて弾きづらいほどです。

思わず踊りだしたくなるような、クリスマスのシーズンにピッタリの一曲ですが、この曲のギターソロを弾く際だけはフロントピックアップに切り換えてプレイしましょう。シングルコイル特有の甘く歪ませたサウンドが、オリジナルの雰囲気を忠実に再現してくれます。

この曲に限った話ではないですが、ラルクのコピーをする場合はストラトキャスターか、あるいはフロントピックアップにシングルコイルを搭載しているモデルを選びましょう。

泣きのソロ:BOOWY「CLOUDY HEART」

イントロから泣きのアルペジオで始まる、歌詞もギターも泣ける曲です。BOOWYのベスト盤の人気投票で1位となった、数ある名曲の中からBOOWYファンが最も支持した曲でもあります。

当初から異彩を放つ天才ギタリストとしてBOOWYの作曲のほとんどを手がけた布袋さんの代名詞といえばカッティングですが、この曲では「BAD FEELING」のような難しいカッティングをせず、オーソドックスなプレイに徹しています。

この曲のギターソロをうまく「泣かせる」ためには、布袋さんのオリジナルをよく聴き込んだ上で、素早く音を上げるチョーキングと、音をしゃくるようにゆっくりと持ち上げるチョーキングの使い分けを再現するコトが重要です。

また、ギターソロ全般で繰り出されるプリングをどう再現するかもポイントです。切れ味よく鳴るよう素早く指を動かさないと、どこか締まりのない音になります。

*   *   *

以上、誰でも必ずギターソロが弾けるようになるオススメの名曲をご紹介しました。

初心者にとっては最後まで弾き切れる曲ですので、練習を積んでマスターし、ぜひともステージで披露して成功させ、次に向けて自信をつけていただきたいと思います。

中級者以上のロックギタリストにとっては、初見で弾けるほど弾き易い曲ばかりですので、弾けるコトを前提として、弾ける余裕をどこに注力するか考えていただきたいと思います。

純粋にピッキングやフィンガリングの1つ1つに徹底的にこだわるのもアリですし、あるいは最低限の演奏さえできれば、あとは聴衆を存分に盛り上げるステージアクションに注力するというのもアリです。