独学でも必ず弾けるようになる~エレキギター上達法

独学でも必ず弾けるようになる~エレキギター上達法

はじめてのエレキギターは独学すべきか習うべきか

短期間で合理的に弾けるようになりたいなら習うべき

エレキギターに限った話ではありませんが、初めて何かを習得するためには優れた指導者のもとで基礎から手ほどきをうけるのが早道であります。

僕はもともと習いごとがキライな性分でして、そうなった理由は人一倍不器用だからです。教える側からみれば絵に描いたような劣等生であり、教師から叱責される不愉快な経験をするコトなく、独学はまさに僕向きでした。

ほとんどの皆さんは僕ほど覚えが悪いというコトはないでしょうし、身近なところで教わる環境があるなら、正しいギターの構え方からフィンガリングとピッキングの正しいフォームなどの初歩を早々に習得してウデを磨くべきです。

コピーであれば、たとえ独学でも必ず弾けるようになる

しかしながら、エレキギターを習う環境があろうがなかろうが、たとえ独学であっても必ず弾けるようになります。独学でプロのギタリストになっているヒトも数多く存在します。

優れた講師のもとで教わる方が上達スピードは速いのかも知れませんが、要領が悪く時間がかかるタイプは、習いごとが辛くなってエレキギターに挫折するリスクもあります。

ポンコツな僕が今もなおエレキギターを弾き続けているのも、独学で少しずつ技巧を習得してきたからであります。アドリブやオリジナルはムリでも、好きなロックバンドのギタープレイをコピーして楽しみたいというレベルであれば、独学でも全く問題ありません。

上達までの期限を設定せず、のんびり・ゆったり・マイペースで

バンドを組んでライヴを楽しむコトが目標であれば、難易度の如何を差し引いても最低限の技術を習得しておく必要があります。よほどの強心臓でない限り、ステージに立つまでの時間設定は長めに取っておくべきです。

もちろん、ただ漫然とエレキギターを弾いていても楽しいのですが、バンドを組んだり加入させてもらったりするアテがあるなら、それを目標に練習した方がモチベーションも上がりますし、上達スピードもより速くなります。

しかしながらスポーツと同じく、たとえ同じ練習メニューをこなしたとしても、上達スピードには明らかな個人差があります。

自分が才能に劣る側にいると気づいた瞬間にエレキギターがイヤになり、焦ったりフテくされたり、最悪「もうイイや」と辞めてしまうヒトも大量にいますので、最低限の技術が身につくまでの間は上達する期間を設定しないコトをオススメします。

当ブログで何度か綴ってきましたが、10年単位で気長に弾き続けていれば、かつては憧れでしかできなかったフレーズもいつか必ず弾けるようになります。

 

独学に必要な存在は「自分にできない演奏ができるヒト」

「独りで弾き続ける」ばかりが独学ではない

そんな独学のススメですが、エレキギターが弾けるようになっていくプロセスは右肩上がりというワケにはいきません。練習量の如何にかかわらず、停滞期と上達期が必ず交互に訪れるものです。その傾向はギター歴が長くなるほど著しくなってきます。

その際、停滞期から脱却するための起爆剤あるいはカンフル剤になるのが、今の自分には不可能なプレイができるギタリストの存在であります。

コレは「井の中の蛙大海を知らず」を戒める説教くさい教訓を提示したいのではなく、ことわざで換言するなら「百聞は一見に如かず」あるいは「百聞は一聴に如かず」につながるからです。

現在はインターネットの普及によって動画共有サイトをちょっと探せばすぐ視聴できるようになりましたが、やはり身近な存在の中に「ああ、ソレね。だったらこうやって…」と実演を一発キメてくれるギタリストがいるコトが何よりの勉強になるのです。

実際、高校時代にBOOWYのコピーに励んでいた頃、布袋さんの代名詞といえるカッティングがどうしても演奏できなかったものでした。

ところが、たまたま遊びにきた友人にスコアを提示し、「この×(空ピッキング表記)どうやって弾くんだろ?」と訊ねたところ「そこはこうやったらイイんじゃない?」と実演してくれた様子を見せてもらったコトをキッカケに弾けるようになりました。

自分ができないプレイを間近で見るのが何よりのレクチャー

その後、「なんでプロにならなかったんですか?」といいたくなる羨望のまなざしで注目を集める超絶技巧を目の当たりにする機会に何度か恵まれたのですが、ギタリストにとって最も勉強になるのが「間近で目視できる」瞬間であります。

なぜなら、フィンガリングやピッキングの1つ1つに込められた繊細なニュアンスは間近でないと見極められないからであります。また、特にギターソロで弾けないフレーズをピンポイントで演奏してもらうコトで弾けるコツをつかめたりします。

コレばかりは環境に左右されるものですので運次第といえなくもないですが、バンド活動を通じて腕利きのギタリストと知り合いになって「ココ、ちょっとやってもらえますか?」などと実演してもらう機会を自ら作り出す気概は必要かも知れません。

巧いギタリストから客観的な視点でアドバイスをもらったり、巧いギタリストのプレイを観たり、その巧さを判りやすく解説してもらったり……。

たとえ独学であっても、アンテナさえ張っておけば、活きたレクチャーを受けるチャンスは意外に転がっているものであります。